ニキビ跡治療は、レーザー光線を用いることで目立たなくさせることができます。ケミカルピーリングという手法を使っても、症状を軽減させることができるので、別に諦める必要はまったくないのです。頑固なニキビ跡治療でも比較的簡単にできるほど、美容皮膚科における医療技術は発達しているのです。もちろん、どの治療法も基本的にはメスを使いませんし、顔に傷がついてしまう心配はほぼありません。
安全性が確立されている手法なので、若い人でも安心して受けられるでしょう。ニキビ跡治療のコツは、やはり色素沈着をどうにかすることにあります。硬くなった角質は肌のターンオーバーを繰り返させることで軽減させることができますが、濃い色素沈着はそれだけでは少し物足りないのです。医療用のレーザー光線を照射して、色素沈着の原因となっているメラニン色素を分解させるのが最も効率的な方法になります。
ケミカルピーリングでも色素沈着を薄くしていくことはできますが、時間はレーザーよりも長くかかってしまいます。どちらにしてもそれほど害はない手法なので好みで選んでいいでしょう。レーザーは早いからといって痛いということもないのです。むしろケミカルピーリングの方が酸を使うことになるので顔の肌がヒリヒリすることもあります。
ニキビ跡はクレーター化してしまうこともあります。こうなるとレーザーやケミカルピーリングではどうしようもないので、高周波や赤外線を照射する治療法を使う必要が出てきます。