ニキビを治療する方法は幾つかありますが、カーボンピーリングもそのうちのひとつです。お肌の表面に微粒子のカーボンを塗ります。そしてその上から赤外線レーザーを当てるというピーリング治療法です。赤外線は、もともと黒色に反応する性質をもっています。

そのため、お肌表面のカーボンは、一瞬で燃焼していきます。燃焼する際に、皮膚の角質や毛穴の汚れなども同時に取り除くことができます。また、レーザーの熱がお肌の真皮にまで届けることができるため、コラーゲンを生成することもできます。軽く弾かれる程度の痛みのため、麻酔を使用しなくても施術を受けることができます。

毛穴に入ったカーボン粒子が弾けることで、一時的に浮腫が起こります。毛穴が引き締まり、皮脂の分泌も抑制されます。そのため、ニキビ跡にはたらきかけることができたり、ニキビの予防にもつながります。日焼けをしている場合や光線過敏体質の方、妊娠中の方などは治療が受けられない場合もありますので、医師に相談しましょう。

へこんでしまったニキビ跡には、二週間ごとに1度科よい、10回ほどがワンクールです。カーボンピーリングはマックスピールとも呼ばれています。治療を受ける前には、ビタミンCローションなどを事前に使用することで、より効果を高めることができる場合があります。皮脂分泌予防をすることができ、保湿効果もあります。

治療直後は、軽度の発赤や、熱感を感じることがありますが、メイクもすぐにすることができ、美しい仕上がりが期待できます。

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