中学生や高校生の頃に迎える思春期に、頬や額などにできるニキビに悩まさられる事は、珍しくありません。これは、第二次成長期で、ホルモンのバランスが不安的になるので、その影響が肌に現れてしまうようです。出てしまったニキビは、恥ずかしいだけで無く、時には痛みが伴う厄介な存在です。ですから、それを少しでも治療しなければなりません。
ニキビができる原因の1つに、古くなった角質による毛穴に詰まりがあります。洗顔で落とし切れていなかった古い角質が、毛穴に蓄積されると、代謝しようとする肌が、上手く新しい角質を生み出す事ができず、炎症を起こしてしまいます。ですので、ニキビを治療するには、その古くなった角質を取り除かなければなりません。しかし、炎症を起こしている肌は、とても敏感になっているので、まずは専用のクリームやオイルなどを使い、炎症を抑えなければなりません。
そして、それができた後には、毛穴の汚れを取り除きます。スチームなどで、温めながら水分を与えると毛穴は開き易くなり、汚れも出易くなります。一度で、汚れを出し切ろうとせずに、肌の状態を見ながら数回に分けてしなければなりませんし、力を入れ過ぎて摩擦は肌へのダメージになってしまうので、優しく丁寧に洗顔料を使って洗います。そして、汚れが残らないように、しっかりと濯ぎ流します。
そうする事で、ニキビの治療だけでなく、トラブルが起こりにくい肌になる事ができます。