思春期のニキビと大人になってから繰り返しできてしまうニキビとではその原因も対処方法も違ってきます。油分を多く含むファンデーションを使ったメイクで厚く塗り過ぎたり不適切なメイク方法をしてしまうと毛穴がふさがってアクネ菌が繁殖しやすい状態になります。一日メイクをしたときは帰宅したらすぐに洗顔をしてメイクをきれいに洗い落とすようにします。また、睡眠不足の不規則な生活や、日々の生活の中でのストレス、乱れた食生活などもニキビ悪化させる原因になります。

意外なようですが汗や室内の乾燥も実はあまり良くありません。汗をかいたらすぐにふき取ったり、エアコンをかけっぱなしにしないようにすることも必要です。そして悪化させたり痕が残ってしまわないようにするために、指でつぶしたり、気になるからといって触ったりするのは避けなくてはなりません。ニキビを傷つけ感染の原因を作ってしまうためさらに悪化させ、その結果健康な皮膚まで傷つけてしまうことにつながります。

できてしまったらまずは肌を清潔にし、治らないようなら皮膚科などの医療機関を早めに受診して適切な治療を受けることが大切です。皮膚科ではその人の肌の状態に合わせて最も効果的な治療を行います。治療では塗り薬が処方されるのが一般的ですが、原因によっては飲み薬が処方されることもあります。自己流の手入れを行ったり、そのまま放置したりせず、医療機関で効果的な治療を受けることが、完治するための近道だと言えます。

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